年度初めは忙しい

日本の4月は、年度初めで何かと忙しい時期です
障害福祉サービス事業においても忙しい時期ですが、今年は特に忙しいことと思います

今年は報酬などの改正の年で、色々と対応しなければならないからです
報酬を得るための体制の見直しや整備に着手している事業所もあることでしょう
4月から施行される制度にも対応しなければならないこともあるでしょう

そんな忙しい時期ですが、そんな時期にこそ行った方が良い活動があります
この活動をやるか・やらないかで、事業を円滑に運営できるかどうかが分かれます

業務計画を作る

業務計画の使い道

今後1年間の活動についての "計画" を立てることです
・大きな業務イベントなどがいつ頃予定されているのか
・どんな活動や業務をいつ頃行うのか
・その活動や業務に必要な経費をどのように充てるのか

それらを図表で整理して、全体像を可視化するようにします
大きな業務イベントの流れが見えてくると、月々で準備しておくことが見えてきます
月々で行うことが見えてくれば、日々の業務の組み立て、職員・従業員の勤務計画などにも反映できます

業務計画なんぞを作ったことがない方には、ちょっと重い仕事かもしれません
しかし、ネット上には色々な計画表のひな形・フォーマットがあります
まずは、それらを参考に簡単で良いので作ってみてください

※:ひな形の参考サイト:MIcrosoft(Officeテンプレート)

作った計画表は、事業所内で共有してみてください
色々な意見や要望などが出てくるかずです

”毎年○月に□□□がありますよ”
”過去に、△△△△がありましたね~”
"▽▽の研修と訓練は、この時期ではない方が良いのでは?"
"◎◎委員会の開催が書かれていませんよ"

こんな意見などが出てくるかと思います
それらも計画表に追記・修正することで情報量のある計画表ができてきます

先が見える計画表があれば、今から何をすべきかが見えてきます
職員・従業員の皆が確認できるように計画表を出しておけば、日頃の業務に活用してくれるでしょう

使うことで、使える計画表になる

計画表を作るのが面倒くさいと感じるかと思います
ですが、業務を効率化することができますので、是非とも活用していただきたいものです

重要なのは、作って終わりせず、毎日・毎週・毎月確認して使うようにすることです
そして、皆で共有し、皆で加筆修正することで、使いものになる計画表になります

作り立ての計画表は何の頼りにもならないかもしれませんが、使うほどに重要な業務ツールになります