マンダラチャート
野球界のスーパースターである大谷選手
類稀なるセンスの持ち主と捉えがちですが、実際は、極めて地道な努力家と言われています
センスに磨きをかける努力を継続する裏には、確たる信念と進路を持ち合わせているからなのでしょう
その信念と進路を見出したのは、マンダラチャート による分析整理があったからと言われています
"マンダラチャート?"
マンダラチャートって?
曼荼羅(マンダラ)とは・・・
密教の経典に基づいて、主尊を中心に諸仏諸尊の集会する楼閣を模式的に示した図像
(ウィキペディアより)
上の図のようなものが曼荼羅(マンダラ)といいます
この曼荼羅のような形をした図表(チャート)のことをマンダラチャートと呼びます
ですが、宗教とは違った使われ方をします
マンダラチャートは、元はビジネス上の思考法からきている情報の整理方法を言います
目標に向かって何をするのかなどを整理し、行動を具体化するための思考法と言われています
ここに、大谷選手のマンダラチャートがあります
このチャートの使い方・見方は以下のとおりです
①チャートの中心に最終的な目標を掲げます(8球団でドラフト1位を獲得する)
②その目標達成に必要な要素を周辺の8個のセルに記入します(体力づくり、コントロールなど)
③8個の要素のそれぞれ、その要素を達成・成立させるための8個の細部要素を記入します
このように整理することで、目標達成に必要な要素と何をすべきかが明確になります
・体力づくりのために何をすべきか
・運を手にするために在るべき姿とは
あとは、これらを実直に継続することで目標達成に近くなるという感じになります
今の大谷選手を見るに、目標のための要素のほとんどが現実化され、継続されているものと思われます
特に、人間性やメンタルは、テレビ画面からでも伝わるほどに定着していることが伺えます
マンダラチャートは使うもの
私も2週間ほどかかってチャートを作ってみました
なぜ2週間もかかったのかと言うと・・・
欲と邪念が邪魔をしました
「この要素の実現化、ちょっと無理かな~」
「継続できないかもしれない・・・」
「具体性に欠けてるな~」
「容易くできることを書こう~」
そんな欲と邪念を打ち消しながらチャートを完成させました
完成させましたが、そのままでは何にもなりません
チャートが夜な夜な働いてくれるとも思いません
作ったチャートを基に、以後の行動基準を組み立てて実践することが重要なのです
チャートは、思考を整理しただけのものです
目標達成に向けて、効率的に努力と労力を傾注することができるようになっただけです
後は、整理された要素をコツコツと継続し、少しづつでも結果を出すようにするだけです
これは、とても地道で辛い活動になるかもしれませんが、大谷選手はそれを行うことで成功しています
マンダラチャートを作って満足することなく、結果を出せるようにチャートを使うことが大切です
さて、チャートを作った後の私はどうなったでしょう???
1年後の私は、チャートを使っているでしょうか???